ユースケース

エンタープライズ向けブロックチェーンプラットフォーム「Hyperledger」の全プロジェクトを紹介!

本記事では、エンタープライズ向けブロックチェーンプラットフォームを推進するHyperledgerプロジェクトによって採用されている6つのブロックチェーンプラットフォームを紹介します。

エンタープライズ向けブロックチェーンプラットフォーム「Hyperledger」の全プロジェクトを紹介!

arrow_drop_down 目次

エンタープライズブロックチェーン

ブロックチェーンは特性によってパブリック型、コンソーシアム型、プライベート型という3つに分類することができます。

BitcoinやEthereumといったパブリック型のブロックチェーンはオープンで誰でも参加できるネットワークであるゆえ、参加者の権限管理や契約情報のプライバシーなどエンタープライズ利用という場面には不向きです。

一方、コンソーシアム型やプライベート型のブロックチェーンはエンタープライズ利用が可能なブロックチェーンの種類です。こういったコンソーシアム型やプライベート型のブロックチェーンの開発・推進を行うコミュニティがHyperledgerであり、Hyperledgerというプロジェクトの名の下に現在6つのブロックチェーンプラットフォームが採用されています。

今回は、それら6つのブロックチェーンプラットフォームを一つ一つ紹介していきます。

https://www.hyperledger.org/

そもそもHyperledgerとは?

前述のように、Hyperledgerはブロックチェーンの開発・推進を目的とした技術コミュニティであり、2015年12月にThe Linux Foundationによって設立されました。ブロックチェーン技術の普及を目指し世界中の有名な企業やスタートアップが参加しています。仮想通貨に限らず様々な用途でブロックチェーンを利用できるようにいくつかのブロックチェーンプラットフォームをHyperledger 〇〇として採用し、オープンソース化しています。

Hyperledgerプロジェクトとして以下の6つのブロックチェーンプラットフォームが採用されており、それぞれの特徴や違いについて紹介していきます。

  • Hyperledger Fabric
  • Hyperledger Besu
  • Hyperledger Burrow
  • Hyperledger Indy
  • Hyperledger Iroha
  • Hyperledger Sawtooth

Hyperledger Fabric

ソース:https://github.com/hyperledger/fabric

主導開発元:IBM

言語:Go

概要

Hyperledger FabicがHyperledgerの中で最も知られているオープンソースブロックチェーンプラットフォームであり、大規模な産業用ネットワークに採用しやすいブロックチェーンプラットフォームです。Fabicには、分散オペレーティングシステムを備えたパーミッション制のインフラストラクチャがあり、汎用プログラミング言語で記述されたスマートコントラクトを実行します。Fabricは、モジュール化されたコンセンサスメカニズム、信頼レベル、およびパーミッション管理を採用しています。Fabricのモジュール性により、既存のアーキテクチャとの統合が容易になります。ニーズの変化に応じて、個々のコンポーネントを簡単にアップグレードできます。

Hyperledger Besu

主導開発元:Pegasys

ソース:https://pegasys.tech/solutions/pantheon/

言語:Java

概要

Hyperledger Besuは、Apache 2.0ライセンスの下で開発されたイーサリアムクライアントのJava実装です。エンタープライズ利用を想定したパーミッション管理やプライベートトランザクションの機能が追加されています。

また、イーサリアムネットワーク内のノードを実行、保守、および監視するためのコマンドベースインターフェイスとHTTPおよびWebSocketベースのAPIが含まれています。 

BesuクライアントのAPIは、スマートコントラクトおよびdappの開発、展開、運用上のユースケースなどの一般的なイーサリアム機能をサポートしています。

Hyperledger Burrowとは?

主導開発元:Monax

ソース:https://github.com/hyperledger/burrow

言語:JavaScript

概要

Hyperledger Burrowは、パーミッション制のEVM (イーサリアムヴァーチャルマシン) の実装です。イーサリアムのEVMと同様にスマートコントラクトを実行できます。Burrowは、Tendermintコンセンサスエンジンでトランザクションのファイナリティと高いトランザクションスループットを提供します。

Hyperledger Indyとは?

主導開発元:Evernym, Sovrin Foundation

ソース:https://github.com/hyperledger/indy-node#about-indy-node

言語:Python

概要

Hyperledger Indyとは、分散型IDを提供を想定して開発されたパーミッション制のブロックチェーンです。Hyperledger Indyによって提供されるツールやライブラリを用いることで、業界などを限定せず相互運用可能な分散型身分証明ソリューションを開発することができます。

Hyperledger Irohaとは?

主導開発元:ソラミツ、日立、NTT Data

ソース:https://github.com/hyperledger/iroha

言語:C++

サービス概要

Hyperledger Irohaは日本のソラミツによって開発されたブロックチェーンで、コマンドやクエリのセットによって簡単なアカウント操作や資産管理が実現されています。また、SQLデータベースがサポートされています。他にも以下のような特徴を持っています。

  1. 通貨などのカスタム可能な代替資産の作成と管理
  2. ユーザーアカウントの管理
  3. システム内のドメインに基づいたアカウントの分類
  4. システム内のトランザクションおよびクエリの実行に対する権利のシステムおよびユーザーのアクセス許可の検証
  5. システム内のトランザクションとクエリのビジネスルールの検証
  6. マルチシグトランザクション

Hyperledger Sawtoothとは?

主導開発元:Intel

ソース:https://github.com/hyperledger/sawtooth-core

言語:Python

概要

Hyperledger Sawtoothは、パーミッション制のブロックチェーンを構築、展開、実行するためのエンタープライズソリューションです。これは、コンセンサスアルゴリズムによって調整された信頼できないパーティ間での共有状態へのトランザクションベースの更新を実装するための、非常にモジュール化された柔軟なプラットフォームを提供します。

まとめ

いかかでしたか?

ブロックチェーンは、コンセンサスによって作られるピアツーピアの分散台帳であり、「スマートコントラクト」およびその他の支援技術のシステムと組み合わされています。これらを使用して、信頼性、責任、透明性を確立する新世代のトランザクションアプリケーションを構築できます。あらゆる取引コストと複雑な事務コストなどを大幅に削減する可能性を秘めているため、エンタープライズによるビジネス利用が大きく期待されています。

「PR」あなたの手でトークンを使ったブロックチェーンアプリケーションを作ってみませんか?

自身の手でブロックチェーンアプリケーションを作りたいと考えている方は、プログラミングスクールに通ってみてはいかかでしょうか?

・ブロックチェーンを学んで、今までにない何か作ってみたい

・今のうちにブロックチェーンの概念を理解し、開発もでるようになっておきたい

・プログラミング初心者だけどブロックチェーンアプリケーションを作ってみたい

と感じてる方は、BLOCKCHAIN Code Campがおすすめです。

BLOCKCHAIN Code Campとは

 プログラミンング初心者からでもブロックチェーンアプリケーションを作ることができるオンライン完結型のプログラミングスクールです。

現役のブロックチェーンエンジニアが1対1でメンターとなって、最短3ヶ月でブロックチェーンの概念の理解ができ、ブロックチェーンアプリケーションを作れるようになれます。

現在無料相談会も実施しております。 少しでもご興味ある方は、こちらのサイトよりお問い合わせください。